署長室へようこそ
署長室へようこそ
署長着任あいさつ
銚子警察署長の小池正弘でございます。
私は、平成21年3月2日に機動捜査隊、隊長から着任いたしました。
銚子市は暖かいところと聞いていましたが、非常に風が強く、体感温度が低いと感じました。
しかし、風は冷たくとも『人情があって市民の人柄が温かい、伝統のある町である。』と強い印象を持ちました。
銚子市は穏やかな土地がらとはいえ何があるか分かりませんので、署員と一丸となって市民の「安全・安心」を守るために邁進して参ります。
どうか皆様一層のご協力をお願いします。

平成19年の市内治安情勢を振り返って
平成20年のスタートに当たり、昨年の治安情勢についてご報告いたします。
まず、犯罪情勢についてですが、大変喜ばしいことに
- 刑法犯認知件数は
- 685件(前年比-177件、-20.5%)
このことから、銚子市内の犯罪情勢は統計的にも体感的にも相当改善されてきていると言えます。
一方、検挙ですが、
- 検挙件数
- 230件(前年比-28件、-10.9%)
- 検挙率
- 33.6%(前年比+3.7ポイント)
- 検挙人員
- 174人(前年比+3人、+1.8%)
しかし、検挙率が向上したと言っても、犯罪のうち3分の1しか捕まっていないとも言えるわけでありまして、私たちにはなお一層の努力が必要です。
そこで今年は、市民の皆様による自主防犯パトロール、防犯カメラの普及促進などの犯罪抑止策を推進しつつ、制服警察官による職務質問を励行し自転車盗など市民の身近なところで発生する犯罪を丹念に拾い上げていくこととします。
一方、覚せい剤取締法や入管法、風営法といった特別法犯については、
- 65件
- 55人
| 覚せい剤取締法 | 11人 | 大麻取締法 | 1人 |
| 毒劇物法 | 1人 | 廃棄物処理法 | 3人 |
| 銃刀法 | 5人 | 狩猟法 | 2人 |
| 公職選挙法 | 11人 | 貸金業規制法 | 1人 |
| 風営法 | 8人 | 児童買春・ポルノ法 | 2人 |
| 入管法 | 5人 | (他に入管との合同摘発など 39人) | |
| その他 | 5人 | ||
また、暴力団に対する取り締まりについては、刑法犯と特別法犯を合わせ、
- 17件
- 16人
他方、交通情勢につきましては、
- 交通事故死者数
- 4人(前年比-2人)
- 人身事故件数
- 420件(前年比+1件)
- 物損事故件数
- 1,350件(前年比-168件)
私が着任した平成18年は、千葉科学大学と「地域交通の調査研究に関する協定」を締結し、交差点改良など事故が構造的に起こりにくいまち作りに努めました。そして平成19年は、銚子の交差点環境の悪さに着目し、一時停止違反の取り締まりを前年比2.5倍に増やしました。昨年の取締件数8,000件のうち実に3,500件が一時停止違反でした。
そして今年は、「生活者の目線」を合い言葉に取り締まりを推進したいと思います。地域住民や学生、生徒の意見要望を積極的に吸い上げ、これを交通取締りにどんどん反映させたいと思います。
平成20年1月16日に開催された県下署長会議の席上、当署は年間総合成績優秀署として表彰を受けました。これは、犯罪抑止、検挙、交通行政など警察署のあらゆる部門の年間実績を県警本部において評価し、署の活動が市民の期待に応えるものであったかを検証するものであります。当署は平成18年に引き続き、2年連続の受賞となります。
この評価は、私たち銚子署員だけで勝ち得たものではありません。銚子市民のご支援、ご協力があらばこそ、署員が奮い立ち、その能力をフルに発揮することができたのです。
私たちは、この受賞を誇りとして、さらに士気高く職務に精励してまいりたいと思います。
スターラビッツ立寄所の指定について(平成19年7月20日)
平成18年5月31日、千葉科学大学学生警察支援サークル「スターラビッツ」、銚子警察署及び千葉科学大学との間で「地域安全に関する覚書」を締結して以来、早一年が経過しました。スターラビッツの活動は先輩から後輩にしっかり受け継がれ、今や13名の隊員たちが、銚子警察署と連携して、ラスト・フライデー・パトロール、犯罪発生場所の分析に基づく自主防犯パトロール、犬吠埼初日の出警戒などの防犯活動を地道に実施してくれています。
そのスターラビッツが、この度、安全で安心なまちづくりのため、学校、コンビニエンスストアー、商店、飲食店などを「スターラビッツ立寄所」に指定し、防犯パトロールの一環として定期的に立ち寄り、不審者や子供の安全、防犯に関する情報交換を行うことになりました。
「立寄所」の発想のヒントは、よくまちで見かける「警察官立寄所」のプレートです。その「警察官立寄所」を模した「スターラビッツ立寄所」のプレートには、活動基盤(パトロールルート等)を確立し、まちの人々に安心感を与え、防犯意識を高揚させたいとする彼らの願いが込められています。やり遂げようとする意志や誇りが感じられます。
彼らの活動は、「犯罪のない安心して暮らせるまちづくり」に貢献する活動として、銚子市から「銚子賞」を受賞をしており、その支援によりプレートが作製されています。
平成19年7月20日、銚子市妙見町の銚子幼稚園でスターラビッツ立寄所の指定式を実施いたしました。大勢の園児、保護者の前で行われた式典で、スターラビッツの面々の士気は大いに高まりました。今回、銚子幼稚園のほか、イシガミ銚子駅前店、セブンイレブン新生店、桔梗屋及び銚子山十商店の5カ所が指定されましたが、今後20カ所程度を目標に徐々に増やしていきたいとしています。
銚子警察署では、今後ともスターラビッツと緊密な情報交換、連携を図りながら地域安全活動を展開してまいりますので、彼らに対し、市民の皆様の暖かいご声援をお願いいたします。
平成19年上半期を振り返って
平成19年も半ばを過ぎましたので、ここで上半期(6月末)の治安情勢についてご報告いたします。
結論から申し上げますと、銚子市内の治安情勢は、皆様のご協力により着実に良くなってきております。
まず、犯罪情勢につきましては、
- 刑法犯認知件数
- 347件(前年同期-78件、-18.4%)
- 検挙率
- 35.2%(前年同期+5.3ポイント)
- 検挙人員
- 79人(前年同期+6人、+8.2%)
- 殺人、強盗、放火、強制わいせつなどの重要犯罪の認知件数は4件で、前年同期12件の3分の1に激減した。一方、検挙率は150%にも達し、前年同期66.7%の2倍以上の水準に向上した(注:検挙率が100%を超えたのは前年以前に発生していた事件を解決したため)
- 侵入盗、自動車盗、ひったくりなどの重要窃盗犯の認知件数は42件で、前年同期94件の半分以下に激減した。一方、検挙率は71.4%と高く、前年同期51.1%を20.3ポイントも上回った
また、特別法犯(交通法令を除く)の検挙につきましては、
- 特別法犯検挙件数
- 53件
- 検挙人員
- 52人
| 出入国管理及び難民認定法 | 19件 | 19人 |
| (入国管理局との合同摘発、引き継ぎ分を含む。) | ||
| 公職選挙法 | 4件 | 11人 |
| 覚せい剤取締法 | 13件 | 5人 |
| 風営適正化法 | 4件 | 6人 |
| 銃刀法 | 5件 | 3人 |
と大変多くの事件を検挙しております。特別法犯は、刑法犯のように被害の届出があることは少く、その多くは警察の内偵捜査、職務質問等による検挙です。
盗難や傷害事件のように発生したことが明らかな事件をしっかりと捜査していくことは当然のことですが、当署といたしましては、更に社会の闇に潜む犯罪、潜在化する事件も積極果敢に掘り起こしてまいります。
なお、暴力団等に対しましても、
- 刑法犯検挙 10件 9人
- 特別法犯検挙 3件 2人
他方、交通情勢につきましては、
- 交通事故死者数
- 1人(前年同期-3人、-66.7%)
- 人身事故件数
- 189件(前年同期-9件、-4.5%)
- 物損事故件数
- 645人(前年同期-99件、-13.3%)
で、交通事故も減少傾向にあります。
今年上半期の交通取締りの特徴点は、
という数字が示すとおり、特に交差点関連違反の取締りに力を入れたことです。交差点関連違反は、信号無視、一時不停止、歩行者妨害といった交差点での違反を指します。銚子市内は見通しの悪い交差点が多く、交差点での事故が多発していることから、これら交差点関連違反に重点を指向した取締りを強力に推進いたしました。
- 取締総件数 3,952件 (前年同期+226件、+6%)
- 交差点関連違反 1,673件 (前年同期+1,232件、+279%)
以上のとおり、銚子市内の治安情勢は大幅に改善しております。これは、市民の皆様、関係団体、銚子市、そして警察、それぞれの活動の活発化と連携が効を奏したものと考えられます。改めて皆様のご協力に感謝申し上げます。
しかしながら、事件事故というものは予告なく襲ってまいります。銚子市に住み、働き、或いは学んでいる私たちは、このことに安住することなく、不断の努力を重ねていく必要があります。
下半期に向け、私は、これまで以上に署員を鍛え、その士気を鼓舞しながら、治安情勢の回復傾向をより確固たるものにすべく努力いたします。












