還付金詐欺は、税金や年金の還付などに必要な手続きを装って電話し、ATMを操作させ、口座間送金により現金を振り込ませて騙し取る手口です。
厚生労働省社会保険局を装った医療保険特別補助金還付名目の手口
厚生労働省社会保険局員を騙り、自動録音の音声により、
医療保険特別補助金○○○○万円の振り込み期日が本日となっています。担当者におつなぎしますので9番をおしてください。
などの電話があり、連絡を要求する事案で、連絡が来た相手を最寄りのATMに行かせ、言葉巧みに犯人の口座に現金を振り込ませようとするものです。
社会保険庁職員を装った年金差額支払い等名目の手口
社会保険庁職員を名乗る男から
- 年金の差額請求の手続きが未了である。今から年金の差額を支払うので、30分以内にATMが設置されている最寄のデパートかコンビニに行って欲しい。指示どおりにATMを操作してください。
- 還付金があるので支払いたい。すぐに振り込むので、携帯電話、キャッシュカードを持ってコンビニに行き、こちらの指示どおりATMを操作して欲しい。
などの電話があり、預金口座に現金を振り込ませるというものです。
年金問題が社会不安を招いている中、今後の続発が予想されます。
税務署、国税局職員を装った税金過払金還付名目の手口
税務署職員を名乗る男から
- 税金の還付金の払い戻しが時効になる。直ぐに銀行に行って、こちらの指示どおりにATMを操作してください。
- 税金の過払い金が過去5年で3万ほどある。返金しますので金融機関に行ってから電話をください。ATMの操作方法を説明します。
などと電話があり、預金口座に現金を振り込ませる。
また、国税局収税課と印のある封書を自宅に送付し、電話による事案と同様、問い合わせの電話をかけてきた者に対し、現金を振り込ませるというものです。
※国税局は白色封筒やゴム印は使用しない。(官名の印刷された茶封筒を使用)
国税局「収税課」という部署は存在しない。
国税局は、「返金」という言葉は使用しない。(還付という)
税務署が還付者にATMを操作させることはあり得ない。
この他にも、自治体(市町村)の職員やNTT、東京電力の職員などを装い同様の手口で現金を騙し取ろうとする事案の発生もあります。
※振り込む前に必ず関係機関や警察に相談して下さい。
【被害防止のキーワード】
すぐに振り込まない
一人で振り込まない
振り込む前に必ず警察に相談する(匿名でOK!!)