令和4年中の交通事故発生状況
-
令和4年中の交通事故死者数は124人で、前年より3人増加しました。死者124人のうち高齢者は64人(歩行中35人、自転車乗用中8人、二輪車乗車中2人、四輪車乗車中19人)でした。
夜間の事故を防止するため、歩いて外出する際は、明るい色の服を着用したり、反射材を身に付けるなど、ドライバーから発見されやすい服装を心掛けるとともに、道路を横断する時は左右の安全確認を必ず行いましょう。また、ドライバーの皆さんも、速度を控え、横断歩道はもちろん、横断歩道以外でも道路横断者がいることに十分注意するなど、安全運転をお願いします。
-
歩行者保護「ゼブラ・ストップ」実施中!
この活動は、県民の皆さんに横断歩道における歩行者等の優先義務を深く認識していただき、安心して横断歩道を通行できる千葉県を実現するために実施しています。
「ゼ」…「前方」をよく見て運転、横断歩道に十分注意!
「ブ」…横断歩道の手前では、「ブレーキ」操作で安全確認!
「ラ」…横断歩道でも3(サン)・「ライト」で交通事故防止!
「ストップ」…横断歩道手前で確実な「ストップ」、交通事故を「ストップ」
※3(サン)・「ライト」…1、早めのライト点灯と小まめな切替
2、反射材でライトアップ
3、右(ライト)からの横断に注意
ドライバーの方は、横断歩道手前では、横断歩行者の有無をよく確認しましょう。横断歩道を横断しようとしている歩行者がいる場合は、横断歩道の手前で一時停止をし、その通行を妨げてはいけません。
歩行者の方は、飛び出しや斜め横断は違反であり、大変危険です。通り慣れている場所でも必ず安全確認を行い、交通ルールを守って事故に遭わないようにしましょう。また、道路を横断するときは、横断しようとする意思を明確にするため、手のひら等をドライバーに見せるなど、手で合図をしましょう。 -
反射材着用促進「キラリアップ☆ちば」実施中!
令和4年中の夜間歩行中の交通事故死者数は27人であり、反射材を身に付けていた方はいませんでした。歩行者の皆さん、反射材は自分の存在をドライバーに知らせるために有効ですので、是非着用しましょう。
「キ」・・・危険を回避
「ラ」・・・ライトアップ
「リ」・・・リフレクターやLEDライト
「アップ☆ちば」・・・千葉県全体でキラリと光る星のように反射材の着用率をアップ
前年との比較
区分 | 令和4年中 | 令和3年中 | 前年比 |
---|---|---|---|
発生件数 | 13,223件 | 13,534件 | -311件 |
死者数 | 124人(122件) | 121人(119件) | +3人(+3件) |
負傷者数 | 15,839人 | 16,107人 | -268人 |
うち重傷者 | 1,488人(1,428件) | 1,512人(1,455件) | -24人(-27件) |
(注意)括弧内は死亡事故及び重傷事故件数です。
死亡事故の「3S」分析状況
SPEED / SAKE / SEAT BELT
スピード
- 令和4年中
-
スピード1.7%
- 注意
- 第一当事者が四輪、二輪の事故116件中、速度超過の事故は2件でした。
飲酒運転
- 令和4年中
-
飲酒運転6.0%
- 注意
- 第一当事者が四輪、二輪の事故116件中、飲酒運転の事故は7件でした(基準値以下・検知不能を含む。)。
シートベルト
- 令和4年中
-
非着用47.7%
- 注意
- 四輪乗車中の死者44人中、21人がシートベルトを着用していませんでした。
年齢層別・状態別死者数
年齢層別死者数
令和4年中
(注意)表記外の数字を四捨五入しているため、各構成率の和が100%にならない場合があります。
年齢層別・状態別死者数
令和4年中
区分 | 歩行中 | 自転車乗用中 | 二輪乗車中 | 四輪乗車中 | その他 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|
子供 | 2人(-1) | 0人(-1) | 0人(±0) | 0人(±0) | 0人(±0) | 2人(-2) |
若者 | 1人(+1) | 2人(±0) | 4人(-2) | 9人(+5) | 0人(±0) | 16人(+4) |
高齢者 | 35人(-1) | 8人(-5) | 2人(-3) | 19人(+1) | 0人(-1) | 64人(-9) |
その他 | 10人(+3) | 5人(-2) | 11人(+7) | 16人(+2) | 0人(±0) | 42人(+10) |
計 | 48人(+2) | 15人(-8) | 17人(+2) | 44人(+8) | 0人(-1) | 124人(+3) |
(注意1)括弧内は前年比
(注意2)区分欄の子供は中学生以下、若者は15~24歳(中学生を除く)、高齢者は65歳以上、その他は25歳~64歳を表します。
交通死亡事故の特徴
時間帯別発生状況
19時台が多い(9.0%)。
- 昼夜別発生状況
- 状態別死者数
- 事故類型別発生状況
- 違反別発生件数
死者数の多い都道府県
区分 | 1 大阪 |
2 愛知 |
3 東京 |
4 千葉 |
5 兵庫 |
---|---|---|---|---|---|
令和4年中 | 141人 | 137人 | 132人 | 124人 | 120人 |
前年比 | +1 | +20 | -1 | +3 | +6 |
区分 | 6 北海道 |
7 神奈川 |
8 埼玉 |
9 茨城 |
10 静岡 |
---|---|---|---|---|---|
令和4年中 | 115人 | 113人 | 104人 | 91人 | 83人 |
前年比 | -5 | -29 | -14 | +11 | ₋6 |
(注意)全国の死者数2,610人、前年比-22人(-1.0%)
市町村別交通事故発生状況
お問い合わせ |
千葉県警察本部 交通総務課 電話番号:043-201-0110 (警察本部代表) |