Q & A

 
シーポック

何か困ったことがあったら、一人で悩んでいないで、お父さんやお母さん、先生などの身近な大人の人に相談しようね。
また、薬物に関する疑問や、相談ごとは
千葉県警察少年センター 電話番号 0120-783497(ナヤミヨクナル) で受け付けています。

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Q1
私は意志が強いので、薬物をやっても、いつでもやめられると思うのですが…
A
だれにもそんなことはできません。
薬物乱用は、精神と身体をボロボロにむしばんでしまい、あなたのその強い意志を確実になくしてしまいます。そのため、薬物を自分の意志だけでやめることは、ほんとうに難しいのです。
薬物依存の形成過程
  • 薬物の精神的依存

    薬物を使用して何の効果もなかったり、副作用を強く経験すると、その薬物を以後使用したいとは思いません。ところが、薬物を使用して快感を得たり、これまでに感じたこ とのない気分を味わったりすると、 またその薬物を経験したいと思い、薬物を求めること (「薬物探索行動 」)になります。このように薬物の乱用者は薬物がもたらす快感を求めて薬物の使用を繰り返すことになります。これを「精神的依存性」といいます。

  • 薬物の耐性

    薬物を何度も使用していると、だんだん同じ量ではその効果が得られなくなり、薬物の量を増やすことが必要になります。これを「耐性」といいます。

  • 薬物の身体的依存

    薬物の種類によっては、薬物の使用を中止すると身体的に激烈な苦痛を伴う「禁断症状」を発現し、この苦痛から逃れるために、薬物の使用を繰り返すようになることをい います。これを「身体的依存性」といいます。


Q2
大人とたいして体格が変わらないのに、なぜ、私たちは酒もたばこもだめなの?
A
少年時代は体格の面においてはおとなと差がないように見えますが、脳や生殖器、精神面においてはまだまだ成長期なのです。このような時期から飲酒を始めると、依存状態になりやすく、脳の発達が妨げられます。また、喫煙開始年齢が低いほど、ガンや心臓の病気、肺の病気になりやすいとされています。

Q3
大麻(マリファナ)は害がないと聞いたことがありますが、本当ですか?
A
大麻を乱用すると、妄想・幻覚などの精神病状態が起こるほか、体にも障害を起こします。誤った情報により、薬物に手を染め、人生を台無しにしないようにしてください。
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Q4
合法ドラッグといわれるものがあると聞きますが、それは使用してもよいのでしょうか?
A
脱法ドラッグ、合法ハーブ等と称して販売される薬物「危険ドラッグ」を吸引し、呼吸困難を起こしたり、死亡したりする事件が全国各地で発生しています。
「危険ドラッグ」とは、一般的に快感等を高めると称して販売されている製品の総称です。いろいろな種類があり、あたかも「安全」なもののように偽って販売されています。「危険ドラッグ」は、覚醒剤などと同様に、売る側だけでなく、使用・所持する側も薬事法により取り締まりを受けるなど、決して「合法」ではありませんし、他の薬物と同じように体にも心にも障害を残す危険な薬物です。絶対に、購入・使用等はしないでください。

Q5
薬物はどこで密造されて、どのように密売されるのでしょうか?
A
覚せい剤をはじめ、我が国で乱用されている薬物のほとんどは、海外において密造され、国際的な薬物犯罪組織とそれと結託した暴力団等の関与の下に密輸入、密売されています。
国内の薬物の密売は、依然として暴力団が深く関与し、全国にその密売網が広がっています。近年では、イラン人などの薬物密売組織が、覚せい剤をはじめとする複数の薬物を街頭で無差別に売りさばいていますが、最近では、密売方法も携帯電話を利用して密売場所を指定したり、インターネットを利用した薬物の密売事件が増えてきています。
薬物が密造されている国
  • 覚せい剤

    そのほとんどが中国で密造されているものとみられますが、近年北朝鮮でも密造されているといわれています。また、密造地域が、タイ、ミャンマー、ラオス国境地帯の「黄金の三角地帯」などに拡大するとともに、錠剤型の覚せい剤「ヤーパ」が密造されるなど、その増加が懸念されています。

  • 大麻

    世界中の多くの地域で自生し、また栽培されていることから、世界で広く取り引きされています。近年我が国への主要な供給地となっているのが、乾燥大麻ではタイ、パラオ、大麻樹脂ではタイ、ネパール、インドネシア等です。

  • ヘロイン・あへん

    ヘロイン・あへんの原料となるけしの主な不正栽培地域は、「黄金の三角地帯」と、パキスタン、イラン、アフガニスタン国境一帯の「黄金の三日月地帯」で、これらの地域で密造されたヘロインやあへんが、タイ等を経由して我が国に密輸入されています。

  • コカイン

    コカインの原料となるコカのほとんどは、コロンビア、ペルー、ボリビア等の南米で栽培され、その多くがコロンビアにある密売工場に運ばれてコカインが密造されています。


Q6
日本の薬物乱用の歴史と現状はどうなっているのでしょうか?
A
我が国でもっとも多く乱用されているのは覚せい剤で、薬物事犯の9割以上を覚せい剤事犯が占めています。
覚せい剤の乱用は、終戦後、荒廃した社会に急速に拡大した「第一次覚せい剤乱用期」と呼ばれる時代がありましたが、昭和30年代にいったん沈静化しました。そして、昭和40年代半ばから再び検挙人員が増加を続けて、昭和59年には約2万4千人に達し、「第二次覚せい剤乱用期」と呼ばれる戦後2度目のピークを迎えました。その後、厳しい取り締まり等によって検挙人員は減少傾向を示し、平成に入ってからは年間1万5千人前後で推移してきましたが、平成7年以降、検挙人員が2万人に迫る勢いで推移するなど、「第三次覚せい剤乱用期」と呼ばれる厳しい情勢にあります。
「第三次覚せい剤乱用期」においては、中・高校生をはじめとする少年の乱用が目立つ他、初犯者(始めて覚せい剤取締法により検挙された者)の占める割合が高いなど、確実に覚せい剤乱用のすそ野が広がっています。また、最近では、平成10年以降、大量の覚せい剤密輸事件が相次ぎ、その押収量が急激に増大しています。

Q7
どんな理由で薬物を乱用してしまうの?(薬物乱用少年のアンケート結果より)
A
平成8年から平成14年までに覚せい剤乱用で検挙された少年368人のうち、意識調査に応じた361人の 調査結果がでました。
覚せい剤を始めた理由・動機(複数回答) 誘われて128人、一度やってみたかった110人、刺激を求めて28人、眠気がとれる51人、痩せるため29人、嫌なことを忘れたくて35人、その他43人

覚せい剤乱用の理由・動機では、複数の回答があり、友人等に誘われてが128人で最も多く、次いで一度やってみたかったが110人などの順となっています。

覚せい剤をどこで覚えたか(複数回答) 友人155人、先輩98人、テレビ28人、暴力団員11人、雑誌5人、その他66人

覚せい剤をどこで覚えたかでは、複数の回答があり、友人に誘われてが155人で最も多く、次いで先輩から勧められてが98人などの順となっています。

覚せい剤を初めて使用した年齢別 18歳102人(28.3%)、17歳102人(28.3%)、16歳72人(19.9%)、15歳38人(10.5%)、19歳32人(8.9%)、15歳未満15人(4.2%)

覚せい剤を初めて使用した年齢別では、18歳と17歳がともに102人(28.3%)で最も多く、次いで、16歳が72人(19.9%)などの順となっています

覚せい剤を初めて使用した学識別 無職少年168人(46.5%)、有職少年80人(22.2%)、高校生77人(21.3%)、中学生29人(8.0%)、その他学生4人(1.1%)、大学生2人(0.6%)、小学生1人(0.3%)

覚せい剤を初めて使用した学職別では、無職少年が168人(46.5%)で最も多く、次いで有職少年が80人(22.2%)高校生が77人(21.3%)などの順となっています。

薬物に関する正しい知識
  • シンナーや覚せい剤などの薬物は、脳や中枢神経を侵すため、乱用すると幻覚や妄想を引き起こし心身がボロボロになるばかりではなく、家庭を崩壊させ、さらには、放火や殺人等の重大犯罪を引き起こす原因となりかねないなど、非常に危険なものです。
  • 薬物に対する危険性や有害性を正しく教えていくことが大切です。

Q8
千葉県内の少年による薬物乱用状況について知りたい。
A
特別法犯の検挙状況・触法少年の補導状況をご覧ください。
ちばの非行少年について、詳しくはこちら

Q9
薬物の魔の手に負けないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。
A
一番目に薬物に関する正しい知識を持ってください。薬物に関する話は、ウソの情報や一部分だけを誇張した情報が非常に多く、薬物を使用する人にとっての都合のよい情報を耳にすることがあります。
二番目に自分を大切にする気持ちを持ってください。薬物は人間の心の隙に入り込んできます。誰にでも、つらいとき、目標が見つからないときなど、心に隙が生じます。そんな時に、薬物を使ったりして、自分の成長の可能性に背を向けるようなことをしないでください。
三番目に他人からの悪い誘いをきっぱり断る勇気を持ってください。友達同士の間などで、みんなと違う行動をとったり、誘われたことを断るのはとても難しいことです。それは、「仲間はずれになるかもしれない」と思うことが大きなプレッシャーとなるからです。しかし、悪い誘いをする人は、悪いとわかっていて罪悪感があるので、一人では不安だから誘うのです。だからきっぱりと断れば相手にも通じますし、もし、そのことで失うような友情であれば、それは本当の友だちと言えるのでしょうか。自分と、そして相手も大切にするために、悪い誘いにはきっぱり、「NO!」と言ってください。

Q10
薬物のことなどを相談できるところを教えてください。
A
お近くの警察署または千葉県警察少年センター(電話番号 0120-783497(フリーダイヤル))までご連絡ください。
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千葉県警察本部 少年課  電話番号:043-201-0110 (代表)