令和5年上半期における交通人身事故の発生状況について

令和5年上半期における交通人身事故の発生状況について(PDF形式:804KB)

【令和5年上半期の交通人身事故概要】(資料1-1)
・ 交通人身事故件数:6,411件(前年比+104件)
・ 死者数:57人(同±0人)【内訳:子供0人、若者3人、その他26人、高齢者28人】
・ 負傷者数:7,684人(同+139人) うち重傷者数:704人(同+26人)

[主な特徴]
・ 死者数のうち、高齢者が28人で約5割(49.1%)を占めている。(資料1-1)
・ 歩行中死者が25人で約4割(43.9%)を占めており、このうち高齢者は15人で6割(60.0%)を占めている。(資料1-2)
・ 高齢運転者による死亡・重傷事故は、全年齢層の運転者による死亡・重傷事故の約3割(26.5%)を占めている。(資料3-2)
・ 二輪車が関係する死亡・重傷事故のうち、二輪車対車両が約9割(87.1%)を占めており、このうち出会い頭が約4割(39.1%)、右折直進が約3割(25.4%)と多い。(資料5)
・ 自転車が関係する死亡・重傷事故のうち、自転車対車両が約9割(86.5%)を占めており、このうち出会い頭が約5割(53.6%)と多い。(資料6-1)
・ 自転車乗用中死者・重傷者のヘルメット着用率は16.6%で、令和4年上半期(7.8%)と比較して倍増している。(資料6-3)
・ 児童(小学生)の死者・重傷者数は減少傾向で推移しており、死者はいなかった。(資料7)
・ 飲酒運転による交通人身事故は57件(前年比±0件)で、このうち死亡事故は4件(同-1件)であった。(資料8-1)

※飲酒運転詳細分析(資料8-3、8-4)
・ 飲酒先は、飲食店が全体の約5割(52.6%)を占めている。
・ 飲酒終了から、3時間以上経過後に運転を開始している者が約4割(40.4%)を占めている。
・ 運転開始場所は、飲食店駐車場、自宅駐車場及びコインパーキングで約7割(71.9%)を占めている。
・ 飲酒運転に対する主な弁解は、「警察に見つからなければ大丈夫だと思った。」、「アルコールは抜けたと思った。」 などであった。


注1:「死亡」とは、交通事故発生から24時間以内に当事者が亡くなった事故をいう。
 2:「重傷者」とは、交通事故により負傷したものであって、1か月(30日)以上の治療を要する者をいう(医師の診断を基準としている。)。
 3:「子供」とは、中学生までの者、「若者」とは、15歳以上24歳以下(中学生を除く。)の者、「その他」とは、25歳以上64歳以下の者、「高齢者」とは、65歳以上の者をいう。
 4:「飲酒運転による人身事故」とは、原付以上の運転者(自動車、自動二輪車及び原動機付自転車)が飲酒運転で第1当事者となった死傷事故をいう。   
 5:数値は、単位未満で四捨五入してあるため、合計等が内訳の数値と一致しない場合がある。

















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千葉県警察本部 交通総務課  電話番号:043-201-0110 (警察本部代表)