交通安全教育動画

動画「寸劇による交通安全教室」

 平成29年11月20日の第13回関東管区内交通安全教育コンクールで、千葉県警チームは、「家族で守ろう!高齢ドライバー研修」という安全講話型の寸劇を発表しました。
 交通事故を起こした経験がないため「自分はまだ大丈夫。」と思っている高齢ドライバーが、娘さんと一緒に交通安全教室に参加しました。「交通事故は他人事」と捉えてきた高齢ドライバーの認識に変化は起きるのでしょうか?
 
                  動画はこちらから(MP4形式:43.6MB)  
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あらすじ

 高齢者に対する安全教育には、歩行者編、自転車編、ドライバー編などがありますが、今回は「ドライバー編」です。また、高齢者だけでなく、家族の方や、各地で交通安全教育を実施している方に参考にしていただけるような構成になっています。

1「導入」

 おじいさんが娘さんと警察署の交通安全教室に参加しますが、警察官が難しい言葉を使うため、おじいさんはつい眠ってしまいます。                
 警察官は反省し、わかりやすい言葉と画像を使いながら、高齢者の交通事故について解説を始めます。

2「高齢者の交通事故」

 警察官は高齢ドライバーによる事故が多いことを話しますが、おじいさんは「若い人だって事故を起こしているよ。」と納得していない様子です。
 そこで警察官は、高齢者は他の年齢層と比較して「歩行者、自転車との事故」、「出合い頭事故」が多く、その原因のほとんどが「安全不確認」、「一時不停止」、「信号無視」であり、加齢とともに交差点での安全確認が不十分になっているためだと説明します。

3「身体機能の低下を自覚」

 おじいさんは「運転経験が長いから、自分は大丈夫かな。」と自信を持っています。
 そこで、車の運転に必要な「認知・判断力」のテストを娘さんと一緒に受けますが、問題をよく見ないまま答えたり、逆に考えすぎて制限時間を過ぎてしまいます。
 テストの結果、おじいさんは、夜間の視力が低下していること、標識が多数ある場所や通行人の往来が激し場所では標識や歩行者を見落とす可能性があると診断され、娘さんの結果との差にもショックを受け、自信を失っていきます。

4「セーフティ・サポートカー購入の検討」

 自信を失ったおじいさんに対し、警察官は自動ブレーキシステム、誤発進抑制制御(そのほかハイビーム・ロービームの自動切換え、車線逸脱警報システム)などを搭載し、年齢とともに低下する様々な身体機能をサポートする「セーフティ・サポートカー(サポカー)」を紹介します。

5「免許自主返納と優遇措置」

 サポカーでも運転が不安な場合、運転免許証を自主返納する選択肢があることも紹介します。
 自主返納して5年以内の申請であれば、身分証としても使える「運転経歴証明書」の交付を受けることができることと、証明書があれば、公共交通機関の割引、様々な施設の利用料金割引、商品の割引といった優遇措置が得られると紹介します。

 〇「免許自主返納と優遇措置」については、こちらをご覧ください。

6「交通事故の悲惨さ」

 おじいさんと娘さんは「運転を続けるべきか、続けるならサポカーを購入すべきか、それとも自主返納すべきか。」悩んでいます。
 警察官は、千葉県で実際に起きた死亡事故を例に挙げながら、高齢ドライバーが事故を起こすということは、自分より若い者の未来を奪うことになる、遺産を残してあげるべき家族に負の遺産を残すことになる、相手の家族も自身の家族にも多大な損失を与えることになるため、事故を起こさない最良の選択を訴えます。

7「結論」

 おじいさんは「サポカーもある、自主返納もある。」と悩んでいます。
 警察官は、家族からのサポートが欠かせない、難しい問題なので、ドライバーが1人で決断するのではなく、家族でよく話し合って一番良い選択をするよう指導します。   

8「おまけ」

 会場を後にしたおじいさんと娘さんが、どのような選択をしたのか、その後をお見せします。

 数日後、地元の警察署の交通課におじいさんが現れ、運転免許の自主返納を申請します。でも、まだ少し未練があるようですね。
 
お問い合わせ
千葉県警察本部 交通総務課  電話番号:043-201-0110 (代表)