全国で子供が犯罪被害者となる凶悪事件が発生しています!
 
   県警では、登下校時の見守り活動やパトロール活動の強化、幼稚園や小中学校等における防犯指導のほか、塾などを含めて家族の迎えが来るまで、待機させるといった協力要請をするなど、子供の安全対策を推進しています。
 
   また、住民の皆さんの自主防犯活動に役立てていただくため、地域における不審者情報や、子供の安全に係わる情報等を積極的に提供するなど、子供達を犯罪被害等から守るための取組を推進しています。
 
   次代を担う子供達を事件や事故の被害から守るためには、警察や自治体等による各種取組はもとより、保護者や学校関係者の皆様をはじめとする地域の大人達が「地域の子供達は地域で守る」という高い防犯意識を持ち、地域住民が一丸となって子供達を守るための取組を進めていくことが大切です。
 
   また、子供達が、危険に遭遇した場合に自ら回避できるよう、子供達自身に事件や事故から身を守るための防犯知識を身につけさせるとともに、日頃から「子供110番の家」を確認したり、ブザーなどの防犯器機を携帯させたりすることも大切です。
 
   県警では、平成18年12月から、県民の皆さんから各警察署に寄せられた「声かけ」事案などの不審者情報の一部を、県警ホームページの「不審者情報マップ」として掲載しています。平成29年中に寄せられた不審者情報のうち、13歳未満の子供を対象とした事案約1,200件の分析結果をまとめましたので、子供達を守る取組の参考にしてください。

不審者情報の分析結果

【行為別】

「声かけ」が4割近くを占めています。  
行為別では「声かけ」が最も多く、全体の約40パーセントを占めています。
次いで「つきまとい」「露出」等となっています。

 

【被害者の男女別】

性別にかかわらず、注意が必要です。
男女別では、女子が全体の71パーセントを占めています。しかし男子を対象とする事案も26パーセントと少なくありません。
また、男女の児童が一緒に行動していた際に被害に遭うこともあり、性別にかかわらず注意が必要です。

  

不明については目撃情報等により被害児童が不明である場合などです。

【被害者の年齢別】

小学生時期から被害が増えます。
小学生になると、子供だけで行動することが多くなります。抵抗力も弱く、危機回避能力が身についていないこの時期の子供達は、特に大人の見守りが必要です。
 
 

不明については目撃情報等により被害児童が不明である場合などです。

【被害者の人数別】

一人でいるときの子供が狙われています。
被害時の人数は、一人でいる時が65パーセントを占めています。
登下校時や公園で遊ぶときなどは、一人を避け、複数で行動させるよう心がけてください。


【発生時間帯別】

登下校の時間帯に被害が集中しています。
被害に遭った時間帯は、午前は登校時間帯である7時台が最も多く、午後は下校時間帯である15時台から17時台に集中しており、登下校時間帯で全体の約65パーセントを占めています。
 

【被害時の態様別】

登下校、帰宅時の被害が約6割を占めています。
下校時や塾帰り、遊んだ帰り等を含めた「帰宅途中」の被害が約45パーセントと最も多く、次いで「遊び中」、「通学中」等となっています。
帰宅途中と通学中の被害を合わせると、全体の約60パーセントを占めており、上記発生時間帯別から見ても、登校時間帯及び下校時間帯から薄暮時にかけて子供の見守りを強化することが被害の防止につながります。
自転車、徒歩にかかわらず、遊びに行く時や塾の行き帰り等も、一人になることをできるだけ避けさせましょう。
 
 
         
               その他の移動中は、通学・帰宅以外の友人宅や、塾等への移動中となります。

【被害時の場所別】

路上の被害が7割を占めています。
路上における被害が約70パーセントを占め、次いで「公園内」「団地・マンション等の敷地内」の順となっています。
人通りの少ない道は、不審者が待ち伏せしやすく声をかけやすいので、一人歩きは避けさせましょう。
公園で一人遊びをさせたり、一人でトイレに行かせたりすると、樹木の陰やトイレに連れ込まれやすいので見通しの良い公園で複数の友達と遊ばせることが被害防止につながります。
集合住宅構内の駐車(輪)場、踊り場、エレベーターホール等で被害に遭うケース もあるので、エレベーター内で知らない人と二人きりになるような場合は、次に来るエレベーターに乗るなど基本的な防犯知識を身に付けさせておき、敷地内に入っても自宅に入るまで注意をさせましょう。
 
 
 
 

【声かけ等の手口】

不審者情報の「声かけ」等の手口には、

・優しく、
   「一緒に遊ぼう。」
   「友達になろう。」
   「かわいいね。」
などと語りかける。

・ 車のクラクションを鳴らす等して立ち止まらせ、
   「お母さん(お父さん)が呼んでるから車に乗って。」
   「家(駅)まで送ってあげるよ。」
   「乗っていかない。」
等と言ったり、
   「○○駅はどこですか。」
   「○○小学校はどこ。」
等と道案内を装って車に乗せようとする。

・「○○あげるからおいでよ。」
   「○○してくれたら○○あげる。」
など、物で誘おうとする。

・ 「○○に何かついてるよ。」
   「○○を落としたよ。」
   「手相を見てあげる。」
等と言って身体に触ろうとする。
   
・「○○に行こうよ。」
   「どっか遊びに行かない。」
   「ちょっと来て。」
等と言って人気のない場所へ連れ込もうとする。
     
・「名前は。」
   「学校はどこ。」
   「何年生」
等と言って個人情報を聞き出そうとする。

・「モデルにならない。」
   「○○のカメラマンですけど。」
   「写真撮っていい。」
等と言って近づき、容姿を撮影する。

・児童の純粋な気持ちにつけ込んで
        「○○が痛いから助けて。」
        「○○を一緒に探して欲しい。」
等と傷病人などを装って連れ去りを図ろうとする。

など、様々な手口があり、犯罪者は子供の気を引くために巧妙な話術を使います。
また、こうした犯罪者の多くは、犯行前に何度も下見をして子供たちの様子を窺っています。通学路などに頻繁に現れる人には十分に気をつけてください。
子供が被害者となる事件は、「声かけ」により被害者に近づくケースが大半を占め、その手口も大変巧妙です。
 「甘い誘い」や「父母を騙る誘い」をしてくる不審な人を見つけたら必ず両親など大人に知らせ、絶対に誘いにのらないよう、教えておきましょう。
子供が被害に遭わないために防犯標語「いかのおすし」を活用しましょう。                       
                                     
    

 
お問い合わせ
千葉県警察本部 生活安全総務課  電話番号:043-201-0110 (代表)