ネット安全教室・セキュリティセミナー
千葉県警察では、小中高生、大学生、教職員、保護者、社会人等を対象としたネットリテラシーやサイバーセキュリティ意識の向上に取り組んでいます。
サイバー犯罪対策課員や警察署の担当者が、ご依頼のあった学校や会社等に赴き講演をさせていただいております。なお、申込については、日程や内容の調整が必要なため、事前に最寄りの警察署までご連絡ください。
【ネット安全教室】
1 講演対象
・児童(高学年以上)、中高校生及びその保護者
・大学生
・教職員及びそれに関連する職員
・青少年関連団体の職員
・企業の新入社員
・自治会等
2 講演内容
・SNSの正しい利用法
・SNSトラブルの実態
・フィルタリング、ペアレンタルコントロール
・インターネット詐欺への対応方法
・初歩的なセキュリティについての解説
【セキュリティセミナー】
1 講演対象
・主として中小零細企業の経営者及びセキュリティ担当者
・企業の新入社員
・その他
2 講演内容
・サイバー攻撃について
・各種不正プログラム(コンピュータ・ウイルス等)について
・セキュリティに対する基本的な考え方
GIGAスクール構想の取り組み(小学校教育現場支援活動)
文部科学省によるGIGAスクール構想により、教育現場に1人1台端末環境が整備されるなど、子供たち
への情報モラル教育を始めとする教育改革が行われました。
インターネットが子供たちにとってより身近なツールとなっている一方で、情報モラルが低かったり使
い方を間違えてしまうと、思わぬ犯罪に巻き込まれてしまうことがあります。
そこで、サイバー犯罪対策課では、子供たちが犯罪被害にあわないよう教職員や子供たちのネットリテ
ラシー向上を図るため、GIGAスクール構想を捉えた取組みを実施しております。
2 対象の学校
千葉県内に所在する小学校(小学5,6年生対象)
3 申込み方法
御担当教職員から下記電話番号へ御相談ください。
4 ネット安全教室との違い
ネット安全教室は職員を派遣した出前型講座となりますが、本取組は年度を通じた継続的な活動となり
ます。
すでにサイバー犯罪対策課で支援している千葉市内小学校では、
「総合的な学習の時間を活用した情報モラル授業」
「委員会活動(ICT委員会の設置)を通じた対策」
など、小学校の事情に応じた継続的な取り組みを実施しています。
5 取組み内容
原則、教職員の皆様自身が主体となって情報モラルに関する授業などを実施していただきますが、授業
の進め方などの不安要素を解消していただくため、サイバー犯罪対策課が支援させていただきます。
(1)サイバー犯罪対策課担当者との打ち合わせ(小学校の事情に応じた対応にするため。)
(2)サイバー犯罪対策課作成の学習教材の提供(ワークシート付き)
教材を提供した後も担当者が授業見学して御担当今日職員と意見交換するなど、本取組みが学校内
で軌道に乗るまでサポートさせていただきます。
(3)教職員会議や保護者会における講師派遣内容に応じ、対応させていただきます。
6 スケジュールの一例
実施月 | テーマ | 内容(予定) |
---|---|---|
10月 | ・インターネットとは | これから学習する上で、インターネットの特性などを生徒へ簡潔に説明します。 |
・メッセージの影響力 | SNS上では、相手の気持ちや表情が分からない状態でメッセージのやり取りを行うため、相手の感情が読み取れず、思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。これらのメッセージを防ぐため、自分自身が投稿するメッセージの影響力について学習します。 | |
11月 | ・パスワード管理 | パスワード管理が不十分ですと、なりすまし被害や個人情報が盗まれる被害(大人になるとフィッシング詐欺被害)にあう可能性があります。 そのため、パスワード管理の重要性について学習します。 |
12月 | ・個人情報 | インターネットに投稿する写真やメッセージの中には個人を特定する情報等が含まれている可能性があり、犯罪に巻き込まれるケースも少なくありません。 児童等が犯罪に巻き込まれないように投稿時の注意事項などについて学習します。 |
1月 | ・まとめ | これまで勉強してきたことを投資手、グループワークを実施します。 |
申し込みが多数校の場合、対応が困難な場合がありますので予めご了承ください。
★ご相談だけでも構いませんので、ぜひお気軽にご連絡ください★
お問い合わせ |
千葉県警察本部 サイバー犯罪対策課 電話番号:043-201-0110 (警察本部代表) |