110番(ばん)は、ドロボウや交通事故(こうつうじこ)などにあったときに急(いそ)いで警察(けいさつ)にしらせるときにつかいます。みなさんからよせられる通報(つうほう)におこたえする千葉県警察本部通信指令室(ちばけんけいさつほんぶつうしんしれいしつ)の「通信指令(つうしんしれい)システム」をご紹介(しょうかい)します。
事件発生
事件(じけん)の早期解決(そうきか いけつ)は、事件発生直後(じけんはっせいちょくご)、いかにおおくの情報(じょうほう)をえるかにかかっています。ごきょうりょく、よろしくおねがいします。
110番受理
110番(ばん)通報(つうほう)を受理(じゅり)すると自動的(じどうてき)に受理画面(じゅりがめん)が表示(ひょうじ)されます。
みなさんのお話(はな)しをききながら事件(じけん)の内容(ないよう)をコンピュータに入れ、すばやく無線指令台(むせんしれいだい)や警察署(けいさつしょ)などへ送信(そうしん)します。
無線指令
110番(ばん)受理(じゅり)と同時(どうじ)に無線指令(むせんしれい)をおこないます。
110番(ばん)受理台(じゅりだい)から送信(そうしん)された事件情報(じけんじょうほう)を地図画面(ちずがめん)によりパトカーや警察官(けいさつかん)の位置(いち)を確認(かくにん)しながら無線指令(むせんしれい)し、すばやいたいおうをはかります。
警察署
県内(けんない)すべての警察署(けいさつしょ)にも通信指令室(つうしんしれいしつ)とおなじコンビュータが整備(せいび)されていて、正確(せいかく)な発生現場(はっせいげんば)や事件情報(じけんじょうほう)が送信(そうしん)されてくることによって的確(てきかく)に対応(たいおう)します。
現場急行・緊急配備
パトカー、白バイ、ヘリコプター警備艇(けいびてい)による迅速(じんそく)・的確(てきかく)な緊急配備(きんきゅうはいび)により犯人(はんにん)をとらえます。
カーナビ画面上(がめんじょう)にちかくで活動(かつどう)しているパトカーの位置(いち)が表示(ひょうじ)されるため、犯人(はんにん)の検索(けんさく)など、的確(てきかく)な活動(かつどう)を展開(てんかい)します。
上空(じょうくう)からの映像(えいぞう)を受信(じゅしん)し、犯行現場(はんこうげんば)や逃走(とうそう)している状況(じょうきょう)などを的確(てきかく)に把握(はあく)します。