UTMSについて

千葉県警察が実施しているUTMS

人、道路、車両など交通に関するものすべてを一体としてとらえ、情報通信技術、エレクトロニクス技術、その他の科学技術を導入し、互いに連携をとりつつ高度化していこうとする高度道路交通システム(ITS:Intelligent Transport Systems)に関する研究・開発及び実用化が進められています。

警察が進めるITSであるUTMS(Universal Traffic Management Systems・新交通管理システム)は、光ビーコンを各システムのキーインフラとし、個々の車両との双方向通信により、ドライバーに対しリアルタイムの交通情報等を提供するなど、「安全・快適にして環境にやさしい交通社会の実現」を目指しています。

UTMSのサブシステム

高度交通管制システム(ITCS)を中心に、交通情報提供システム(AMIS)、公共車両優先システム(PTPS)、車両運行管理システム(MOCS)、動的経路誘導システム(DRGS)、交通公害低減システム(EPMS)などのサブシステムがあります。

PTPSについて

PTPS(公共車両優先システム)の整備計画

PTPS(公共車両優先システム)とは、バスに取り付けられた発信機からの信号を、バス路線沿いの路側に配置した光ビーコンが読み取り、進行方向の信号機の青時間を延長させるなどして、バスを優先的に走行させるシステムです。

PTPSシステム説明図
PTPS整備状況
実施区間 運用開始日
JR稲毛駅~穴川十字路間(2キロメートル) 平成12年1月18日
JR市川駅~JR松戸駅間(7.3キロメートル) 平成14年3月29日
JR柏駅~国立がんセンター間(約9キロメートル) 平成18年3月27日

M-MOCSについて

救急搬送支援システム

救急搬送支援システムは、Medical Mobile Operation Control System の頭文字を取ってM-MOCSと呼ばれています。M-MOCSは、救急車が緊急走行する際、信号機制御で交差点を優先的に通過させる「現場急行支援システム」(FAST)と、救急車の救急走行時の通過地点を医療機関に伝える「車両通行管理システム」(MOCS)を統合したシステムです。救急車に、光ビーコンとの通信を行う車載装置を搭載し、車両が光りビーコンの下を通過した場合、光ビーコンは車両の個別ID等を受信し、交通管制センターに送信します。

交通管制センターでは、救急車の進行方向の信号機を優先制御するとともに、救急車の名称、通過時刻、通過位置等を救急患者が搬送される病院に送信します。病院では、救急車の現在位置と時刻を把握することができ、効率的な救急患者の受け入れ準備が可能となります。

千葉県内の北総地域においては、国道464号と296号、県道佐倉印西線の路線約27㎞区間において平成16年3月から運用を開始し、また鴨川市を中心とする南房総地区においても、国道128号などの路線区間約31キロメートルにおいて、平成18年3月から運用を開始しています。

M-MOCS整備状況
実施区間 運用開始日
国道464号と296号、県道佐倉印西線(約27キロメートル) 平成16年3月24日
国道128号、県道鴨川保田線、県道千葉鴨川線、県道天津小湊田原線 平成18年3月27日
お問い合わせ
千葉県警察本部 交通規制課  電話番号:043-201-0110 (代表)