令和2年中における交通死亡事故等の発生状況について

令和2年中における交通死亡事故等の発生状況について(PDF形式:1MB)
令和2年中における交通死亡事故等の発生状況について
【令和2年交通事故概況】
・交通人身事故件数:12,873件(前年比-3,603件、-21.9%)
・交通死亡事故件数:   125件(前年比-42件、-25.1%)
・死者数:128人(前年比-44人、-25.6%) ※交通事故死者数150人以下は、昭和30年以来65年ぶり
・負傷者数:15,415人(前年比-4,489人、-22.6%)
・死亡事故類型:人対車両53件、車両相互35件、車両単独37件
・年齢層別死者数:子供1人、高校生2人、若者その他10人、25歳~29歳4人、30歳代4人、40歳代13人、50歳代13人、60~64歳7人、65歳以上(高齢者)74人

【令和2年交通死亡事故の特徴】
・交通事故死者数のうち高齢者が半数以上(57.8%)を占めている。
・車両単独による交通死亡事故が37件(前年比+3件)と唯一増加している。
・人対車両の交通死亡事故53件のうち、横断歩道外横断が24件(45.3%)と約半数を占めている。

【トピックス】
・高齢運転者が第一当事者(原付以上)となる交通人身事故構成率は増加傾向である。
  また、高齢運転者のブレーキやアクセルの踏み間違い(四輪第一当事者)事故率は、高齢者以外と比べて高い。
車両が交差点を右折する時に交差点出口の横断歩道上において、人対車両の死傷事故が最も多く発生している。
単路では、ドライバーから見て横断者が「右から左」に横断中(横断の終了間際)の事故が多く発生する傾向があり、特に横断歩道がない場所を横断した時の事故件数が大幅に増加している。
・飲酒運転による交通人身事故は、毎年、全国ワースト上位に位置しており、かつ、事故率も全国平均より高い水準である。
・飲酒運転による交通人身事故を起こした者のうち、違反点数が免許取消処分に該当する「酒酔い又は酒気帯び(0.25mg以上)」であったものが約6割を占めていた。
・飲酒運転による交通人身事故は、30歳代~50歳代で多く発生しているほか飲酒終了後から1時間以内に事故を起こす事例が全体の約4割に上った。
・飲酒運転をした理由は、飲食目的が最多で、次いで買い物であった。


注1:「死亡」とは、交通事故発生から24時間以内に亡くなった場合をいいます。
   2:「重傷」とは、交通事故により負傷したものであって、1か月(30日)以上の治療を要する者をいいます(医師の診断を基準としています。)。
   3:「子供」とは、中学生までをいいます。「若者」とは、15歳以上24歳以下(中学生を除く。)をいいます。「その他」とは、25歳以上64歳以下をいいます。 「高齢者」とは、65歳以上をいいます。









































 
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千葉県警察本部 交通総務課  電話番号:043-201-0110 (警察本部代表)