オートバイを所有している方へのアンケート調査について
1 調査の目的
より効果的な安全対策の検討資料とさせていただくため、オートバイを所有されている方に御意見等を伺いました。2 調査の実施状況等
1 調査時期 平成29年10月6日~平成30年4月6日2 調査方法 インターネットアンケート専用フォームへの入力による回答
3 回答状況 96人が回答
4 回答者の構成
〇 年齢・性別 (問1・2)
3 回答結果
問5 オートバイの運転歴問5-1 何歳からオートバイに乗っていますか? 問5-2 再びオートバイに乗り始めたのは何歳からですか?(リターンライダーのみ回答) 問6 オートバイは何台所有していますか? 問7 主に乗っているオートバイの排気量は? 問8 主に乗っているオートバイはどのタイプですか? 問9 主な使用用途は?(複数選択可) 問10 オートバイに乗る頻度は? 問11 主に使用しているヘルメットのタイプは? 問12 バイク用エアバッグを使用していますか? 問13-1 プロテクターを使用していますか? 問13-2 使用している方へお聞きします。胸部プロテクターを使用していますか? 問14-1 オートバイで事故に遭った(起こした)ことはありますか? 問14-2 どのような事故ですか? 問15 現在持っている二輪の免許種別は? 問16 二輪免許の取得先は? 問17 二輪免許の取得順番は? 問18 二輪免許はAT車限定ですか?
次のような体験を回答いただきました。
- ・ウインカーを出さない四輪車の車線変更及び右左折。
- ・脇道からの飛び出し。(車・自転車・歩行者・動物)
- ・右折と直進の事故に遭いそうになった。
- ・カーブを曲がりそこないそうになった。
- ・雨の日のマンホールや鉄板のつなぎ目部分でスリップした。
- ・コーナーでマンホールの上に乗りスリップした。
- ・轍でハンドルを取られ、バランスを崩しそうになった。
- ・前車の急な車線変更。
- ・原付への幅寄せ、あおり行為。
- ・道路上の落下物。
- ・対向車がセンターラインをはみ出してきた。
- ・並走するスクーターを運転する少年に蹴られそうになった。
- ・側方の感覚が狭い無理な追い越し。
- ・側道と本線の合流時に四輪車の死角に入り、衝突しそうになった。
- ・右折する際、対向から直進するトラックの後ろをピッタリついて走行するバイクに気が付かずぶつかりそうになった。
- ・見通しの悪いカーブの先で道路工事をしていたが、工事の予告がなくよける場所もなかったため、急ブレーキをかけた。
問20 二輪車の事故を少なくするための御意見等がありましたら、記載願います。
次のような御意見をいただきました。
- ・すり抜け、割り込み、追い越しをやめる、取り締まる。
- ・グッドライダーミーティング等の講習機会を増やす。警察署単位で開催してほしい。(技術の向上・継続的な講習・練習できる機会)
- ・免許を持っている学生向けの講習会の開催。
- ・警察署主催のバイクスクールの開催。
- ・大型車の側に極力寄らない。
- ・条件付き(講習を受ける等)で原付の制限速度を30kmから50kmに引き上げる。
- ・法の遵守、マナー・モラルの向上。
- ・路上の歪みを少なくし、路上への鉄製マンホールの設置を禁止する。
- ・対向車や周囲に存在をアピールする。(装備・服装)
- ・歩行者、自転車にも問題がある。(反射材をつけてほしい)
- ・速度違反の取り締まり。
- ・危険な運転を繰り返す運転者にはイエローカードを配り、3枚累積したら教習所、免許センターで再度講習を受ける。
- ・スクーター利用の若年層は、重大事故にならないための配慮(服装・装備)が欠如している。
- ・自転車・原付・125cc・250ccの運転者の運転方法が危険。
- ・最初から大型バイクを運転させない、売らない。
- ・悲惨な死亡事故事例の画像等を公開する。
- ・自動車免許保有者に対して、二輪車の特性を教え、二輪免許保有者には四輪車の特性を教える講習を実施する。
- ・二輪車は、相手が自分の存在に気付いていないことを前提に運転し、出来るだけ目立つ服装を選んで目立つようにする。
- ・二輪メーカーに対し、ABSの標準装備を義務付ける。
- ・四輪も二輪も譲り合いの精神を持ち、安全確認を徹底し車間距離を保持する。
- ・白バイ隊員やプロライダーを招いた体験型の講習会やイベントを、サーキット、バイク用品店、免許センターで実施する。
- ・県外からのツーリングライダーへの注意キャンペーンの実施。
- ・一定の基準を満たした安全装備、用具への補助金制度の実施。
- ・プロテクターを着用していることによる各種割引の実施。(高速料金、ガソリン代等)
- ・地方でも夜間帯のパトロールと取り締まりを強化してほしい。
- ・二輪車の特性を理解し、自分の技量を超えない運転をする。
- ・公道ではない閉鎖された場所で、運転技量の限界を把握する。
- ・万が一に備えて、被害及び負傷を最小限度にする転倒方法を身に付ける。
- ・予防運転を心がけ、夜間は運転しない。するなら反射ベストを着る。
- ・ヘルメットはジェット以上のものを着用する。
- ・大型二輪の免許は試験場で技量を確認してから取得させる。
たくさんの回答、御意見ありがとうございました。皆様からいただいた回答、御意見は、二輪車事故防止の対策に役立ててまいります。