令和5年中における交通人身事故の発生状況について

令和5年中における交通人身事故の発生状況について(PDF形式:875KB)

【令和5年中の交通人身事故概要】(資料1-1)
・ 交通人身事故件数:13,564件(前年比+341件)
・ 死者数:127人(同+3人)【内訳:子供2人、若者6人、その他50人、高齢者69人】
・ 負傷者数:16,259人(同+420人) うち重傷者数:1,576人(同+88人)
[主な特徴]
・ 死者数のうち、高齢者が69人で約5割(54.3%)を占めている。(資料1-1)
・ 歩行中死者が54人で約4割(42.5%)を占めており、このうち高齢者は36人で7割(66.7%)を占めている。(資料1-2)
・ 高齢運転者による死亡・重傷事故は、全年齢層の運転者による死亡・重傷事故の約3割(29.1%)を占めている。(資料3-2)
・ 二輪車が関係する死亡・重傷事故のうち、二輪車対車両が約9割(89.2%)を占めており、このうち出会い頭が約4割(37.8%)、右折直進が約3割(31.6%)と多い。(資料5)
・ 自転車が関係する死亡・重傷事故のうち、自転車対車両が約8割(83.4%)を占めており、このうち出会い頭が約5割(51.2%)と多い。(資料6-1)
・ 自転車乗用中死者・重傷者のヘルメット着用率は13.8%で、令和4年(7.6%)と比較して倍増している。(資料6-3)
・ 児童(小学生)の死者・重傷者数は減少しており、死者はいなかった。(資料7)
・ 飲酒運転による交通人身事故は116件(前年比-7件)で、このうち死亡事故は6件(同-1件)であった。(資料8-1)
※飲酒運転詳細分析(資料8-3、8-4)
・ 飲酒先は、飲食店が全体の約5割(50.9%)を占めている。
・ 飲酒終了から、3時間以上経過後に運転を開始している者が約3割(31.9%)を占めている。
・ 運転開始場所は、飲食店駐車場、自宅駐車場及びコインパーキングで約7割(66.4%)を占めている。
・ 飲酒運転に対する主な弁解は、「警察に見つからなければ大丈夫だと思った。」、「アルコールは抜けたと思った。」 などであった。

注1:「死亡」とは、交通事故発生から24時間以内に当事者が亡くなった事故をいう。
   2:「重傷者」とは、交通事故により負傷したものであって、1か月(30日)以上の治療を要する者をいう(医師の診断を基準としている。)。
   3:「子供」とは、中学生までの者、「若者」とは、15歳以上24歳以下(中学生を除く。)の者、「その他」とは、25歳以上64歳以下の者、「高齢者」とは、65歳以上の者をいう。
   4:「飲酒運転による人身事故」とは、原付以上の運転者(自動車、自動二輪車及び原動機付自転車)が飲酒運転で第1当事者となった死傷事故をいう。   
   5:数値は、単位未満で四捨五入してあるため、合計等が内訳の数値と一致しない場合がある。


















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千葉県警察本部 交通総務課  電話番号:043-201-0110 (警察本部代表)