警察庁において、運転免許保有者の安全対策を推進するために実施した「睡眠障害と安全運転に関する調査研究」の結果、運転免許保有者の中に睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome(以下「SAS」という。))に罹患している疑いのある方が相当数存在していることが明らかとなっています。
調査結果によれば、これらの方は、SASに罹患している疑いのない人に比べ
- 居眠り運転を経験している割合が2.1倍高い
- 居眠り事故等を経験している割合が2.6倍高い
ことがうかがえます。
SASは、十分な治療が行われれば、早期に過眠症状は改善し、日常生活に支障はなくなるとされています。
お心あたりの方は、自己申告方式の眠気の評価法であるエプワース眠気尺度の検査(PDF形式:20KB)をおすすめします。
検査上の留意事項
- 合計点11点以上が、治療を要するレベルですが、11点未満であっても慢性的ないびきをかく人、睡眠時に呼吸が止まる人、日中頻繁に眠気を感じる人もSASの可能性があります。
- 検査方法が極めて容易である反面、検査時点に眠気を過小評価し、得点が低くなることが多いことから、客観的に本人の眠気を評価できる家人に協力してもらって検査されることをおすすめします。
- 検査によりSASの疑いを持たれた場合は、専門医の検査、診断を受けられることをおすすめします。
[参考]千葉県内の日本睡眠学会の認定機関、認定医についてはこちら(PDF形式:20KB)を参照ください。
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運転教育課 電話番号:043-274-2000 (運転免許テレホン案内&ファックスサービス) |