警察官のイラスト

 

悪質商法の手口はさまざまです。
検挙した事例を紹介しますので被害防止の参考にしてください。

  • かたり商法による表札の訪問販売事件

    訪問販売業者の男が、「郵便局の者です。」、「郵便局から依頼を受けてきました。」等と郵便局関係者を装い、高齢者が一人で留守番している住宅を中心にプラスチック製表札(販売価格3,900円)を販売していました。警察署は、特定商取引に関する法律(不実の告知)違反で訪問販売業者を逮捕しました。

  • 点検商法による寝具の訪問販売事件

    寝具等の訪問販売会社の役員と営業員の2人が、「布団にカビが発生していないか無料で点検します。」等と言って独居老人宅を訪れて強引に座敷に上がり込み、「買い換えたほうがいいですよ。」等と布団3枚を敷いて広げ、2時間にわたってしつこく強引に布団の購入を迫って購入を承諾させました。その後、車に乗せて近くの郵便局へ連れて行き、貯金から82万円の払い戻しを受けさせ、これを布団の購入代金として受領しました。警察署は、特定商取引に関する法律(威迫困惑)違反で訪問販売業者を逮捕するとともに、会社を摘発しました。

  • 高齢者対象の寝具の訪問販売事件

    寝具等の訪問販売会社の営業員が、独居老人宅を訪れて、不要な布団を引き取り「面子があるから。売らなければ帰らない。泣いたって驚かないよ。」等としつこく約2時間に渡り布団の購入を迫り、困惑した老女が泣き出して娘に助けを求めたところ、男はリビングまで入り込み受話器を取り上げるなどし、その結果、この老女は狭心症の発作で倒れ6日間入院しました。警察署は、特定商取引に関する法律(威迫困惑)違反で訪問販売業者を逮捕するとともに、会社を摘発しました。

  • 換気扇の無料点検による訪販リフォーム詐欺事件

    床下に設置してある換気扇の無料点検と言って住宅を訪問し、床下にもぐり「換気扇は大丈夫ですが、配水管のつなぎ目から水漏れがあるので補修した方がいいですよ。水漏れした近くの床下が陥没しているのでコンクリートを流した方がいいですよ。」などと嘘を言い、床下修繕の工事契約を締結したリフォーム業者を、詐欺及び特定商取引法(不実の告知)違反で逮捕しました。

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千葉県警察本部 生活経済課  電話番号:043-201-0110 (警察本部代表)