児童を虐待から救うために

児童の車内への「置き去り」は児童虐待(ネグレクト)です。

STOP!! オキザリスるなー
 全国的に駐車場などで車内に置き去りにされた子どもが熱中症でなくなるという痛ましい事件が後を絶ちません。
 車内の温度は、比較的涼しいと思われる日であっても気温の上昇とともに急上昇します。赤ちゃんのイラスト
 子どもは体温調節が未熟なこともあり、そのような車内では、短時間であっても熱中症になり、命を失う危険性があります。
 「眠っているから」、「少しだけ」などと子どもを車内に残したまま、その場を離れることはやめましょう。
 子どもを車内に置き去りにすることは児童虐待(ネグレクト)に当たります!!
 そのような車を見かけたら、すぐに警察などに通報しましょう。
 また、居宅内でも同様のことが起こる可能性がありますので、十分に注意しましょう!
 
【車内放置防止啓発動画】
動画「STOP!!車内放置 オキザリスるなー‼」(MP4形式:54MB、約2分)

児童虐待とは

保護者(親権を行う者、未成年者後見人その他の者で児童を現に監護し又は監護の意思がある者)が監護する児童(18歳に満たない者)に対して行う次のような行為をいいます。

身体的虐待

 殴る、蹴る、激しく揺さぶる、タバコの火を押しつける
 投げ落とす、逆さ吊りにする、冬外に閉め出す など

性的虐待

  • 児童への淫行、児童ポルノの被写体にする、性的行為の強要、性器や性交を見せる など

怠慢又は拒否(ネグレクト)

  • 乳幼児を家に残したまま長時間外出する
  • 乳幼児を車の中に長時間放置する
  • 適切な食事を与えない、衣服を長期間不潔なままにする
  • 児童が学校に登校する意思があっても登校させない など

心理的虐待

  • 暴力的な言動により脅す、無視したり拒否的な態度を示す
  • 児童の面前で配偶者やその他の家族などに対し暴力を繰り返す
  • 他の兄弟姉妹と著しく差別した扱い など

「もしかして児童虐待かな」と思ったときには・・・

警察による児童虐待の検挙等は増加傾向にあり、虐待を受けた挙げ句、児童が死亡するなどの悲惨な事例が後を絶ちません。

児童虐待は、主として密室で発生し、被害を受けた児童も自ら助けを求めることができず、被害が潜在化しやすいという傾向があります。

「児童虐待かな」と思ったら、児童相談所や市町村への通告(連絡)

緊急の場合は、110番又は最寄りの警察署への通報をお願いします。

お問い合わせ
千葉県警察本部 少年課  電話番号:043-201-0110 (警察本部代表)