地震が起きたら 屋外編
デパートや映画館では
- デパートやスーパー店内では、カバンなどで頭を保護し、ショーウィンドウや商品棚から離れましょう。
- 映画館などでは、座席の間に身を隠し、落下物から身を守りましょう。
- エレベーター内にいた場合、最寄りの階で止めて降りましょう。万一ドアが開かないときでも、脱出口から出ないで救助を待ちましょう。
- 落ち着いて係員などの指示に従って行動しましょう。
電車の中では
- 急停車することがあるので、つり革や手すりなど固定されているものにしっかりつかまりましょう。
- 感電したり、他の電車にひかれることがあるので、途中で止まっても、勝手に車外に飛び出さないようにしましょう。
- 駅員や乗務員の指示に従って行動しましょう。
自動車を運転中は

- 地震を感じたら徐々にスピードを落し、道路の左側に寄せて停車しましょう。
- エンジンを切り、揺れがおさまるまで車外に出ず、ラジオなどで情報を聞きましょう。
- 近くに駐車場、空地がある場合は、そこに駐車しましょう。
- 避難するときはエンジンキーは付けたまま、ドアロックをしないようにしましょう。
- 現場の警察官の指示に従いましょう。
正しい情報を
- ラジオ・テレビの報道や市町村・警察の広報などから正しい情報を聞き、デマなどに振り回されることのないように心がけましょう。
- 大地震の後は、みんなの気持ちが動揺しています。無責任なことを口にしたり、自分勝手な行動をつつしみましょう。
避難は集団で

- 市町村の職員や警察官などの指示に従い、町内、自治会単位などの集団で避難しましょう。
- 避難は徒歩で、持ち物は最小限にしましょう。
- 病人、身体の不自由な人などの避難には、地域の人々で協力しましょう。
要援護者の方へ
災害時要援護者とは、地震や風水害などの災害が発生した場合に、高齢者、傷病者、障害者、乳幼児、外国人など、社会的ハンディキャップがあり、周りの人の配慮や手助けが必要となる人達をいいます。
- 外出中の場合は、周囲の人に声をかけて、周りの状況を教えてもらい、安全な場所への避難・誘導をお願いしましょう。
津波に注意しましょう

本県は三方を海に囲まれ、海岸線が長く、津波による被害を受けやすい地形となっています。1703年の元禄地震では九十九里地域を中心に数千人の犠牲者が出るなど、過去に多くの被害を受けています。
警察では、津波が発生し又は発生するおそれがある場合は、海岸での警戒や避難活動を行いますが、津波から生命や財産を守るために、一人ひとりが次のことに注意しましょう。
- 強い地震を感じたとき、又は弱い地震でも長い間ゆっくりとした揺れを感じたときは、直ちに海浜から離れるとともに、急いで高台や強固な建物等の安全な場所に避難しましょう。
- 地震を感じなくても、津波警報・注意報が発表されたときは、直ちに避難しましょう。
- ラジオ・テレビの報道や市町村・警察署の広報などから正しい情報を聞きましょう。
- 津波は繰り返し襲ってくるので、津波警報・注意報が解除されるまで気を緩めることのないようにしましょう。