地震に備えて
本県は日本海溝と相模トラフに囲まれ、海域を震源とする大規模地震に強く影響を受ける地理的条件にあるとされています。
今後、本県に大きな影響を及ぼすおそれのある地震としては、駿河トラフ沿いの「東海地震」、相模トラフ沿い及び房総半島沖を震源域とするマグニチュード8級の大規模地震に加えて、本県を含む南関東地域直下の地震(マグニチュード7級)の発生が懸念されています。
地震に対する普段の心構え
家族と相談しておく
- 普段から各自の役割分担を決めておきましょう。
- 連絡方法や避難先を決めておきましょう
家の中での事故を防ぐ
- 家具類を壁や天井に固定し、倒れないようにしましょう。
- タンスなどの高い場所には、重い物を置かないようにしましょう。
- 寝室には、なるべく家具を置かないようにしましょう。
- 二階建ての家屋では、なるべく二階に寝るようにしましょう。
火災への準備をしておく
- 消火器や消火用水を使いやすい場所に備え付けておきましょう。
- 風呂桶に水を満たしておきましょう。
避難場所・経路を確認しておく
- 自分が居住している地域の指定避難場所を確認しておきましょう。
- 安全な避難経路を確認し、実際に歩いて見ましょう。
非常持ち出し品の準備をしておく
地域の防災活動に参加する
- 「自分たちの町は自分たちで守る」という心構えが大切です。地域の防災訓練や自主防災組織の活動に積極的に参加し、お互いに助け合い、適切な行動がとれるようにしましょう。
要援護者の方へ
災害時要援護者とは、地震や風水害などの災害が発生した場合に、高齢者、傷病者、障害者、乳幼児、外国人など、社会的ハンディキャップがあり、周りの人の配慮や手助けが必要となる人達をいいます。
- 日頃服用している薬をすぐ持ち出せるように用意しておきましょう。また、かかりつけの医療機関の連絡先や、服用している薬をメモしておきましょう。
- 住所や氏名などの、身分のわかるものを携帯しましょう。
- 近所や地域の人とのコミュニケーションを深め、避難の際の手助けをお願いしておきましょう。
- 寝たきりの家族や乳幼児がいる家庭では、紙おむつや介護用品なども準備しましょう。
お問い合わせ |
千葉県警察本部 警備課 電話番号:043-201-0110 (警察本部代表) |