風水害に備えて
房総半島は、四方を海と河川に囲まれ、南部には山間部が広がっており、降雨、暴風による被害を受けやすい地理的条件にあります。毎年、台風や大雨により、都市部での浸水や山間部での土砂崩れなどの被害が発生しています。
普段の心構え

- 家の周辺がどんな土地なのか把握しておきましょう。
- 増水や冠水により通行できなくなる道路があるので、避難場所への安全な経路を確認しておきましょう。
- がけの斜面に凹凸があり、上部がおおいかぶさっている。
- がけの角度が30度以上ある。
- 水がたまりやすいところ。
- 岩が土のようにボロボロになっている。
- わき水がある。
台風の接近や大雨、強風が予想されたら

- 無理な外出は控えましょう。
- ラジオやテレビなどで、最新の気象情報を聞きましょう。
- 浸水のおそれがある地域では、生活用品を安全な所に移しておきましょう。
- 家の周辺を見回り、強風で飛ばされそうな物をかたづけておきましょう。
- 土砂崩れなどの危険がある地域では、いつでも避難できる準備をしておきましょう。
避難は早めに

- 風雨の状況、自分や一緒に避難する人の体力、避難時間などを考え、早めの避難を心がけましょう。
- 病人、体の不自由な人は必ず家族や地域の人々と一緒に避難しましょう。
洪水時の避難は
- はだし、長靴は危険です。紐で締められる運動靴で避難しましょう。
- 水面下にはどんな危険が潜んでいるか分からないので、長い棒などで安全を確認しながら歩きましょう。
- 水深が腰まであるようなら無理に避難せず、高い所で救援を待ちましょう。